第78回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞『2分の1の魔法』ノミネート！

CONJURING DAD – In Disney and Pixar’s “Onward,” brothers Ian and Barley Lightfoot (voiced by Tom Holland and Chris Pratt) are given a special gift from their late father on Ian’s 16th birthday. But when an accompanying spell meant to magically conjure their dad for one day goes awry, they embark on a quest fraught with some of the most unexpected obstacles. Directed by Dan Scanlon and produced by Kori Rae, “Onward” opens in U.S. theaters on March 6, 2020. © 2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

「トイ・ストーリー」シリーズ、『リメンバー・ミー』のディズニー&ピクサーが贈る
内気な少年と陽気な兄の冒険と絆を描いた感動作

2021年2月3日（米現地時間）に第78回ゴールデングローブ賞のノミネートが発表され、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社（東京都港区）が2020年8月21日に劇場公開し、現在ⅯovieNEXを発売している、内気な少年と陽気な兄の冒険と絆を描く感動のファンタジー・アドベンチャー『2分の1の魔法』が、第78回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞にノミネートされました。

『2分の１の魔法』作品概要

美しい大自然を背景に、ユニコーンのような角を持つ美しい白馬のペガサスが空を飛び、色とりどりの尾びれを持つマーメイドたちが自由を謳歌し、神秘的な魔法が満ち溢れた不思議な世界。

しかしそれは、はるか昔の話。科学や技術が進化するにつれ、小人や妖精たちも便利な世界に慣れ、この世から魔法は消えてしまった…。物語の主人公は、そんな魔法が消えかけた世界に暮らす魔法を使えない内気な少年イアン。イアンは自分が生まれる前に亡くなった父に一目会うために、好奇心旺盛な兄のバーリーと共に、魔法を取り戻す冒険に出るー。

この素晴らしいファンタジーの世界を創り上げた監督は、『カーズ』（‘06）や『トイ・ストーリー３』（’10）の脚本やストーリー・アーティストを担当したダン・スキャンロン。キャラクターに命を吹き込む声優は主人公イアン役をトム・ホランド、兄バーリー役をクリス・プラットが、日本版声優には、主人公イアン役を志尊淳、兄のバーリー役を城田優が演じ、日米共にまるで本当の兄弟のように息がぴったりと合った演技が、大きな話題となりました。

ダン・スキャンロン監督は、「このストーリーのインスピレーションとなったのは、私自身と兄との関係性、そして私が１歳のころに亡くなった父親と私たち兄弟との絆でした」と語っています。父は私たち兄弟にとってずっと謎でした。親族から送られた父の声のテープに入っていたのは「ハロー」と「グッバイ」の二言だけでした。

たったの二言です。しかし私たち兄弟にとって・・・それは魔法だったのです。それが出発点になりました」。

また、「大切な人を亡くした経験は誰にでもあるはずですが、そんな人ともう一日だけ一緒に過ごすことができる機会があるとしたら・・・その機会はものすごくエキサイティングなものになるはずです。そんなストーリーを語りたいのであれば、その映画の舞台は、そういう素晴らしい機会を得ることが可能な世界でなくてはならないことは明白でした」とも語っています。

そして、この映画を彩る楽曲を手掛けるのは、アカデミー賞®をはじめとする、数多くの受賞歴を誇る作曲家マイケル・ダナ＆ジェフ・ダナ兄弟。彼らも早くに父親を亡くす経験をしており、「映画音楽の作曲家にとって、登場人物の気持ちを理解し、自分自身の経験に照らし合わせて、感情移入することは不可欠です。

ときには苦労することもありますが、今作の場合はまったく問題なく、物語に入り込むことができました」と語っています。

今回、アカデミー賞®前哨戦の最高峰ともいわれるゴールデングローブ賞にノミネートされる快挙に、アカデミー賞®への期待も高まるばかり！

第78回ゴールデングローブ賞授賞式は、2021年2月28日（米現地時間）に行われます。