
疑者・環菜(芳根京子)が、公認心理師・由紀(北川景子)を翻弄!
昨日2月11日(木・祝)から全国公開中の映画『ファーストラヴ』。挑発的な言葉で世間を騒がせる容疑者・環菜(芳根京子)に向き合い、糸口を探りたい公認心理師・由紀(北川景子)。激しい感情の起伏と見えない本心に戸惑う面会室での初対峙シーンが解禁となった!
主演を務めるのは、人を惹きつける芝居と端麗な容姿で幅広い層から絶大な支持を誇り、映画『スマホを落としただけなのに』の大ヒットも記憶に新しい北川景子。女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る、主人公の公認心理師(※)・真壁由紀(まかべ ゆき)を演じる。原作のキャラクター設定に合わせ自らの発案で大胆にも髪の毛を 30cm 以上カットしたことでも話題になった。
さらに由紀の義理の弟で、由紀と共に、事件の真相に迫る敏腕弁護士・庵野迦葉(あんの かしょう)に中村倫也。父親殺しの容疑者・聖山環菜(ひじりやま かんな)には芳根京子。そして由紀の夫であり、迦葉の兄・真壁我聞(まかべ がもん)に窪塚洋介。その他、木村佳乃、板尾創路、高岡早紀などの演技派から、石田法嗣、清原翔といった気鋭の若手まで豪華な顔ぶれが集い、迫真の演技で物語をよりリアルにエモーショナルに紡いでいく。
監督は『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ『TRICK』シリーズや『SPEC』シリーズなど数々のスタイリッシュなサスペンスで熱狂的なファンを生み出してきたヒットメーカー・堤幸彦。北川景子と初タッグを組む。さらに脚本は、「八日目の蝉」(NHK)や『彼女がその名を知らない鳥たち』の浅野妙子が手掛ける。
タイトルに秘められた真実とは
今回解禁となるのは、挑発的な発言で世間を騒がせる容疑者・聖山環菜(芳根京子)に、公認心理師・真壁由紀(北川景子)が初めて面会に訪れるシーンの本編映像。
環菜に歩み寄ろうと「わかっておいて欲しいのは、私はあなたの味方だってこと」と語りかけるものの、共に事件を追う弁護士・庵野迦葉(中村倫也)の名前を出した途端に俯いていた環菜が急に饒舌になり、由紀を困惑させるかのように畳みかける。夫・真壁我聞(窪塚洋介)の弟でもある迦葉との複雑な関係性を指摘され、少し困惑した表情をにじませる由紀。感情の起伏が激しく、供述が二転三転し本心が見えない環菜に翻弄されつつも、由紀は公認心理師として彼女の心を開き真実を紐解けるのだろうか・・・。
先日、このシーンの撮影風景をおさめたメイキング映像が公開された際には、堤幸彦監督による丁寧な演出によって感情を落とし込んだ北川が思わず「重い…」と息をこぼす姿や、一気に役に入り込んだ芳根の表情の変化に大きな反響と期待の声が寄せられた。無機質な面会室で二人の演技がぶつかりあい、ガラス越しに張り詰めた空気がひりひりと伝わる、ミステリアスな展開がさらに加速していくことを予感させる仕上がりとなっている。
北川は、この作品を象徴する舞台のひとつである面会室で、芳根と向き合った撮影を「環菜が芳根さんでよかったなと心から思っています。面会室のシーンではお芝居じゃない感情があふれてきて、役と自分の境目が曖昧になる時間でした」と明かす。一方の芳根も、「いざ由紀さんの前に立つと毎回同じタイミングで心が震えるんです。それは北川さんのおかげだし、1人だったら絶対できないお芝居でした」と振り返っており、互いの信頼関係とたしかな表現力によって作り上げられたシーンであることが窺える。
この先に、二人が心の底からぶつかり合い、<ファーストラヴ>というタイトルに秘められた真実へとたどりつくことができるのか。その行く末をぜひ目撃していただきたい。
『ファーストラヴ』本編映像
公式HP
キャスト
北川景子
中村倫也
芳根京子
窪塚洋介
映画『ファーストラヴ』作品情報
監督:堤幸彦
脚本:浅野妙子
原作:島本理生『ファーストラヴ』(文春文庫刊)
製作:『ファーストラヴ』製作委員会
制作:角川大映スタジオ/オフィスクレッシェンド
配給:KADOKAWA
(C) 2021『ファーストラヴ』製作委員会
コメント