シドニー・シリビア監督・才気みなぎる鬼才エンターテイナー、マネッティ兄弟が登壇『イタリア映画祭2018』

『イタリア映画祭2018』シドニー・シリビア監督・才気みなぎる鬼才エンターテイナー、マネッティ兄弟が登壇
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様々な作品がラインナップされたイタリア映画祭2018の中で、絶妙なキャラ設定とセリフ、予測不能な物語と斬新な映像演出で観客を大いに沸かせたコメディー『いつだってやめられる』シリーズのシドニー・シリビア監督と『愛と銃弾』でジャンル映画への突き抜けた愛情をナポリを舞台にしめしてみせた才気みなぎる鬼才エンターテイナー、マネッティ兄弟が登壇。

『イタリア映画祭2018』シドニー・シリビア監督・才気みなぎる鬼才エンターテイナー、マネッティ兄弟が登壇

イタリアンコメディを若手が牽引、僕らの心にあるのは「クロサワよりもアニメ!」『いつだってやめられる』監督らその影響を熱く語る!

■ マルコ
「去年『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』を映画館に観に行って、一人で行ったにも関わらず大笑いしてとても気に入った。僕らと同じように脚本に重きを置いてコメディをつくる姿勢に通じるものがあると思った。」

■ アントニオ
「シドニーによって従来のいわゆる″イタリアコメディ映画“に大きな変化がもたらされたんだ。伝統的な今までの形式-出演するコメディアンの優秀さに頼るだけではないものを作ること、作品のフォルムを大切にすること。僕らはアメリカ映画が大好きで影響を受けて育ったから自然とこうなったんだけど結果的にはイタリアの観客にも受け入れられたということだと思う。」

■ シドニー
「僕はマネッティ兄弟の作品を観たのは『リミット90』(05/日本未公開)が最初だった。その頃から二人はインディペンデント界ですでに伝説の存在だった。設定はエレベーターの中だけの話で低予算なのに、すごく面白くて刺激を受けたよ。僕は脚本を書くのがすごく好きだ。それでも毎日机に向かっても全然進まない時もあるし、すごく調子が良くてナポレオンのような気分になる時もある。好きとは言ったけど『いつだって~』は2作目、3作目を平行して書いたから、想像以上に大変で書き上げるのに1年半もかかった。」

■ マルコ
「僕らも脚本をいちばん大事に思っていて、なによりこのストーリーを伝えたい、という思いが強いんだ。」そして観客からの質疑応答へ。<コメディ映画ならではのアドリブはあるのか?>と聞かれると、マネッティ兄弟は「役者へ任せる。アドリブは多め」と応えたのに対し、シドニーは「ほとんどアドリブはないよ!役者がそこにないセリフを言うと、監督だけでなく脚本家でもある僕がイラっとする(笑)」との返答に会場を沸かせる一面も。

『イタリア映画祭2018』シドニー・シリビア監督・才気みなぎる鬼才エンターテイナー、マネッティ兄弟が登壇

■ マルコ
「クロサワはイタリアのジャンル映画に影響をすごく与えていると思う。僕については北野武、あと忘れてはならないのは日本のアニメ。日本はアニメを過小評価しているんじゃないかな、イタリアだけじゃなくアニメで世界を征服していると言ってもいいくらいなのに!」

■ シドニー
「去年は『シン・ゴジラ』を観た。(マネッティ兄弟の)二人はまだ観てないらしいからDVD を買ってあげるよ。あとは『キャプテン翼』だね。」

■ マルコ
「『キャプテン翼』の2秒しかないシーンを20分の短編にして作ってみたいよ!」

『イタリア映画祭2018』シドニー・シリビア監督・才気みなぎる鬼才エンターテイナー、マネッティ兄弟が登壇

■ シドニー
「(キャプテン翼の)イタリアのタイトルは『オリーとベンジー』で主人公が二人になっちゃってるんだよ。クロサワもすごいけど「オリーとベンジー」の方が多くのイタリア人の心に入りこんでいるんじゃないかと思う」とアニメーションの話題でひとしきりスパーク、その他漫画などにも話題
を広げながらその影響を熱く語っていた。

イタリアンコメディを牽引する存在になりつつある3人は<その国ならではのコメディ要素>についても言及しつつ、どこの国の映画であっても映画言語が持つ普遍性があるはず、湧き出る次回作の構想も明かしながらトークイベントを締めくくった。

『イタリア映画祭2018』シドニー・シリビア監督・才気みなぎる鬼才エンターテイナー、マネッティ兄弟が登壇


「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001年の春に始まり、毎年1万人を超える観客が訪れる今年で18回目を迎えるゴールデンウィーク恒例のイベント「イタリア映画祭2018」。新進気鋭から巨匠まで、バラエティに富んだラインナップで世界の映画祭を席巻した作品から、ドラマ、コメディー、ロマンス、クライムアクション、音楽と例年にも増して各ジャンルが取り揃えられ本国で2017年以降に製作されたフレッシュな新作14作品が日本初お目見えとなる。また、新作と関連がある作品を集めた<アンコール上映作品>5作品は、過去に日本で上映されたことはあるが、現在はその権利がなく、今回が日本で見ることができる最後の機会になるかもしれない貴重な上映となっている。

そんなイタリア映画祭2018の最新情報として、カンヌ主演女優賞に輝いたジャズミン・トリンカ、 ルチャーノ・リガブエら監督&キャスト総勢9名の来日ゲスト決定が発表された!

<ゲスト情報>

●『純粋な心』監督:ロベルト・デ・パオリス(Roberto De Paolis)

1980年ローマ生まれ。ロンドン・フィルム・スクールに学び、写真家としても活動する。本作は、監督自身も主演の若手2人も十分な準備期間を取って撮影に臨んだことが、即興的なアドリブを 可能にし、迫真の演技をもたらした。

●『侵入する女』監督:レオナルド・ディ・コスタンツォ(Leonardo Di Costanzo)

1958年イスキア生まれ。ドキュメンタリーの分野で活動してきて、初の劇映画『日常のはざま』は2012年のヴェネチア国際映画祭で高く評価された。本作も前作同様、ナポリを舞台にドキュメ ンタリーの経験が色濃く反映されている。

●『メイド・イン・イタリー』監督: ルチャーノ・リガブエ(Luciano Ligabue)

1960 年コッレッジョ生まれ。本作は、リガブエが 2016 年に発表したアルバム「Made in Italy」 にインスパイアされて制作された。主人公のリコには、ミュージシャンでなかった場合のリガブエ自身 の姿が投影されている。

●『愛と銃弾』監督:マネッティ・ブラザーズ

(アントニオ・マネッティ[左]、マルコ・マネッティ[右]) (Antonio Manetti/Marco Manetti) 兄マルコ1968年、弟アントニオ1970年、共にローマ生まれ。ずっと手がけてきたジャンル映画への兄弟の愛情が本作でも炸裂。『ゴモラ』で定着した暗いナポリを鮮やかに陽に反転させ、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で 作品賞など計5部門で受賞。

●『シチリアン・ゴースト・ストーリー』監督:アントニア・ピアッツァ(Antonio Piazza)

1970年パレルモ生まれ。デビュー作『狼は暗闇の天使』のダニエーレ・チプリに続き、本作はルカ・ビガッツィという名撮影監督を起用。見事な映像の力を得つつ実話から独自の物語を紡いだ本作は、ドナテッロ 賞で脚色賞を受賞した。

●『いつだってやめられる-名誉学位』監督:シドニー・シビリア(Sydney Sibilia)

1981年サレルノ生まれ。ロンドンのファストチェーンでレジ打ち、ミラノではコピーライターとして働い た経験を持つ。短編が評判を呼び、初めて監督することになった長編『いつだってやめられる 7人 の危ない教授たち』が口コミでヒットし、シリーズ化に至った。

●『メイド・イン・イタリー』出演:カシャ・スムトニャク(Kasia Smutniak)

1979年ポーランド生まれ。98年にイタリアに移住し、2000年に映画デビュー。『カプチーノはお熱いうちに』では病魔に襲われる女性を熱演し、銀のリボン賞主演女優賞を受賞した。『メイド・イン・イタリー』 ではリコの妻役を好演。

●『フォルトゥナータ』主演:ジャズミン・トリンカ(Jasmine Trinca)

1981 年ローマ生まれ。高校在学中に撮影に臨んだナンニ・モレッティ監督の『息子の部屋』でデビュ ーし、『輝ける青春』『イタリア的、恋愛マニュアル』などに出演。『フォルトゥナータ』では、カンヌに続き、 ドナテッロ賞の主演女優賞を射止めた。

来日ゲストは、4月28日(土)から5月1日(火)まで、それぞれの作品の上映後に質疑応答の登壇を予定。上映後に本人たちの生の声を近くで感じることができるチャンスとなっている。 4月30 日(月・休)には、入場無料のトークセッションとサイン会も予定。詳しい情報は公式サイトをチェック。

公式サイト:http://www.asahi.com/italia/2018

【作品一覧】

イタリアの父
シチリアン・ゴースト・ストーリー
フォルトゥナータ
純粋な心
チャンブラにて
侵入する女
ザ・プレイス
いつだってやめられる―名誉学位
環状線の猫のように
ティートとエイリアン
メイド・イン・イタリー
世情
愛と銃弾
Emma 彼女の見た風景
ラジオフレッチャ
ベニスで恋して
僕はナポリタン
多様な目
地中海


■ 会期・会場

4月28日(土)~5月5日(土・祝)
有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11階)

■ 主催

イタリア文化会館、朝日新聞社、イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ

■ 後援

イタリア大使館

■ 協賛

FCAジャパン株式会社、フェラガモ・ジャパン株式会社

■ 協力

株式会社 帝国ホテル、アリタリア-イタリア航空

■ 公式サイト

http://www.asahi.com/italia/2018

一般の方のお問合せ:050-5542-8600
(ハローダイヤル:~4月27日)/03-5221-0080(会場、会期中のみ)

※前売り券販売開始は3月17日(土)10:00から
※前売り一般1,450円/学生・60歳以上1,350円、当日一般1,700円/学生・60歳以上1,600円




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