
第71回ベルリン国際映画祭
審査員グランプリ(銀熊賞)受賞
濱口竜介監督・授賞式参加決定
濱口竜介監督の新作『偶然と想像』(英題:wheel of fortune and fantasy)が第71回ベルリン国際映画祭にて審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞し、この度、現地での授賞式に濱口竜介監督の出席が決定しました。
濱口監督スケジュール
▶︎ベルリン入り:6月12日(土)夕方 (13日(日)24:00すぎ到着)
▶︎授賞式:6月13日(日) / 会場:Open Air Cinema Museumsinsel
19:30〜フォトコール (14日 AM2:30)
19:45〜レッドカーペット (14日 AM2:45)
21:00〜30分程度 授賞式(14日 AM4:00)
▶︎「偶然と想像」公式上映日(15日のみ監督参加)
1)6月15日(火) 18:45〜 @ Freiluftkino Museumsinsel(16日 AM1:45)※濱口監督 登壇&上映参加(予定)
2)6月16日(水)22:00〜 @ARTE Sommerkino Schloss Charlottenburg(17日 AM5:00)
3)6月17日(木)22:00〜 @Frischluftkino@Studentendorf (17日 AM5:00)
※( )内は日本時間
濱口竜介(はまぐち・りゅうすけ)プロフィール
1978年、神奈川県生まれ。2008年、東京藝術大学大学院映像研究科の修了制作『PASSION』が国内外の映画祭に出品され高い評価を得る。2015年『ハッピーアワー』(2015)でロカルノ国際映画祭・ナント三大陸映画祭で主要賞を受賞するなど世界の注目を集める。『寝ても覚めても』(2018)が第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品。現在、村上春樹原作・西島秀俊主演『ドライブ・マイ・カー』が2021年夏に公開待機中。
(生年月日:1978年12月16日、現在42歳)
濱口竜介監督の新作『偶然と想像』
タイトル通り「偶然」と「想像」をテーマにした3話オムニバスから成る濱口竜介監督初の短編集です。濱口監督自身が『ハッピーアワー』等のプロデューサー高田聡とともに企画立ち上げを行い、2019年夏から約1年半をかけて製作しました。脚本はすべて濱口監督自身が手掛け、撮影は3話ともに『うたうひと』『ひかりの歌』の飯岡幸子が務めています。
■第1話 『魔法(よりもっと不確か)』
モデルの芽衣子(古川琴音)は親友のヘアメイク・つぐみ(玄理)が「いま気になっている」と話題にした男が、2年前に別れた元カレの和明(中島歩)だと気づく。芽衣子はどうすべきか思案する。
■第2話 『扉は開けたままで』
大学教授・瀬川(渋川清彦)は50代にして芥川賞を受賞した。彼に落第させられた男子学生・佐々木(甲斐翔真)は逆恨みから彼を陥れようと、同級の女子学生・奈緒(森郁月)に瀬川の研究室を訪ねさせる。
■第3話 『もう一度』
仙台で20年ぶりに再会した二人の女性。夏子(占部房子)は東京でシステムエンジニアに、あや(河井青葉)は仙台在住のまま2児の母になっていた。高校時代の思い出話に花が咲くが、会話は次第にすれ違ってゆく。
キャスト
(第一話)古川琴音 中島歩 玄理
(第二話)渋川清彦 森郁月 甲斐翔真
(第三話)占部房子 河井青葉
監督・脚本
濱口竜介
撮影:飯岡幸子
プロデューサー:高田聡
製作:NEOPA fictive
121分
©︎ 2021 NEOPA / Fictive
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