ベトナムを懐う,メイン,写真
※この映画はまだ評価がありません。

移民問題を背景にした祖父と孫の悲しい衝突を描く
『ベトナムを懐(おも)う』

■イントロダクション
ベトナム映画市場は近年アジアのなかでも目を見張る急成長を遂げており、ハリウッド映画の他、国内産ジャンルムービーがどんどんクオリティを上げ、日本では2017年に公開された『草原に黄色い花を見つける』のような、海外で研鑽を積んだクリエイターがベトナムに戻り叙情的なドラマをヒットさせる例が増えてきている。

今回予告が解禁された『ベトナムを懐う』は祖国を離れ、ニューヨークで暮らす3世代のベトナム人たちを描いた戯曲が原作。長く戦争が続いたベトナムの歴史を背負いながら、異国で故郷をおもう各世代の心情を丁寧に描いている。監督は「サニー」ベトナムリメイク版『輝ける日々に』のグエン・クアン・ズン。世代や文化のギャップが生むユーモラスな衝突から、息子とその父親、そして孫娘が対峙することで、ベトナム移民の哀しい背景を描き出した一作です。

■ストーリー
1995年のニューヨーク。雪の中を老人ホームから抜け出してきたトゥーは、息子グエンと孫娘タムが暮らしているアパートに転がり込むが、ボーイフレンドの誕生日を祝おうとしていたタムは祖父の乱入に困惑を隠せない。祖父との時間に堪えきれなくなったタムの怒りは爆発、トゥーは家を飛び出すこととなる。そこへ帰って来た息子・グエンは故郷への哀しい思いを語り始めた。なぜグエンは祖国を捨てたのか。タムはベトナム移民である自分のルーツと家族の歴史を知ることになる……。
■ギャラリー

■予告編
予告編は、劇中で鍵となるベトナムの歌が流れる中、戦争に出征するため若かりし頃の主人公・トゥーが妻子と別れるシーンから始まる。時は移り、真冬のNYで年老いたトゥーが、NY育ちの孫娘タムとの激しい衝突や叱責、そして故郷への想いを捨てられないトゥーにタムが突き付ける異文化への違和感など、悲しみと切なさが溢れる予告編となった。

■公開日 2019年3月23日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次ロードショー

■スタッフ
監督:グエン・クアン・ズン
プロデューサー:グエン・ヌー・ニュー・クエ、グエン・チン・ホアン、グエン・テー・フォン
脚本:タイン・ホアン、タイ・ハー、グエン・クアン・ズン
撮影:グエン・チン・ホアン、ジェップ・テー・ヴィン
音楽:ドゥック・チー
美術:サラ・バグズリー、レ・ゴック・クオック・バオ

■キャスト
ホアイ・リン
チー・タイ
ゴック・ヒエップ
ディン・ヒウ
ジョニー・バン・トラン
トリッシュ・レ
タイン・ミー
チョン・カン
オアイン・キウ

■コピーライト ©HKFilm

■配給 ムービー・アクト・プロジェクト

■その他 2017年/ベトナム/88分 、『ベトナムを懐う』(原題:Dạ cổ hoài lang/英題:Hello Vietnam)

■関連記事
これがベトナム映画の魅力だ!「ベトナム映画の夕べ」
ベトナム映画祭
ベトナム映画祭2018『ベトナムを懐う』




※映画ログ非会員専用

 友だち追加

コメント

注目映画

  1. 海辺の彼女たち,画像
    サンセバスチャン国際映画祭、東京国際映画祭で賞賛! 圧巻のリアリズムで描く、在日ベトナム人女性の覚…
  2. 中国映画『春江水暖~しゅんこうすいだん』,画像
    中国新世代の才能が描く驚嘆の傑作 2021年大注目作品誕生!! 長編第一作でありながら、2019…
  3. ブータン 山の教室,画像
    世界で最も幸せな国から本当の”幸せ”や”豊かさ”を問いかける ハートフルな人間ドラマ誕生! ブー…
  4. ⾝⻑差 15 メートルの恋 コミック『⼈形の国』『BLAME!』など、世界各国から⾼い評価を受けて…
  5. ヤクザと家族 The Family,画像
    日本アカデミー賞6冠『新聞記者』のスタッフが再び集結して挑むテーマは「ヤクザ」 変わりゆく時代の中…
  6. 37セカンズ
    第69 回ベルリン国際映画祭 史上初の2冠! 映画『37セカンズ』 ■イントロダクション ベル…
  7. ミッドナイトスワン,画像
    片隅に追いやられて生きてきた二人が出会ったとき、命がけの愛が始まる 切なき疑似母子(おやこ)のラブ…

“音楽は私の居場所”

シンガーソングライター 西山小雨さん 動画インタビュー

映画『無限ファンデーション』主題歌「未来へ」曲集

ページ上部へ戻る