『東京不穏詩』Q&A開催中!アンシュル・チョウハン監督に聞いてみよう!

画像,映画『東京不穏詩』

世界の映画祭で喝采!リアルと幻想が相成る未だ嘗てない青春の詩が待望の劇場公開 夢も愛も失ったとき、ひとはどこへ向かうのだろう?
インド出身の新鋭アンシュル・チョウハン監督×最優秀女優賞 3 冠 飯島珠奈が抉り出す人の心にうごめく〝堪えきれない衝動〟

『東京不穏詩』
2020 年 1 月 18 日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

【あらすじ】
女優を目指し、東京のクラブで働く三十歳のジュン。ある日彼女が帰宅すると恋人のタカが仕向けた不審な男に貯めていたお金を奪われ、顔に深い傷をつけられる。夢も愛も一瞬で失ったジュンは 5 年前に飛び出した長野の実家へ帰ることに。受け入れがたい過去を知った事で何かが一気に弾けた彼女は亡き祖母の財産で暮らす粗暴な父に「強姦されたと言いふらす」となりふりかまわず財産の半分を要求。心の平衡を失っていくジュンはやがて偶然再会した旧友ユウキとの邂逅に居所を見出すが――。ジュン、タカ、父、ユウキ、軋み合う彼らの欲求はやがて”堪えきれない衝動”となり、誰 も予想できない衝撃の事態を生む。罪、幸せ、性、倫理……。独自の視点で日本社会のニュースを読み解くインド人監督が逆照射する”われわれの現在”に、何を思う?

【監督と語ろう】
映画ログプラスでは、映画『東京不穏詩』の公開を記念し飯島珠奈さんにインタビュー取材を行いました。


今回さらに本作を深く楽しむために、アンシュル・チョウハン監督と観客の皆さんが意見を交換できる交流の場「ティーチイン(Q&A)」をスタートいたします!
※アンシュル・チョウハン監督が必ず回答することを約束するものではありませんが、応援コメントや作品に対する意見・感想を自由に書き込んでください!

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コメント

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  • コメント (2)

    • ハラコウ
    • 2020年 1月 19日

    本日初日、鑑賞させていただきました。
    帰り際に監督ご本人にも少しお話しさせていただけたのですが、ある意味日本特有とも思われる、女性のおかれている過酷な状況をここまでリアルに厳しく描けたのは何故なのか、という点を一番お聞きしたいと思いました。
    私は単なる一映画ファンにすぎませんが、当の日本人ですら、このような現実を直視し切れておらず、また、映画作品としても十分表現されてはいない部分にも思えますので…
    監督ご自身も、お聞きした範囲では、そこまで日本の深層事情を研究されていたわけではないようですし、それこそ世界的アーティストクリエイターとの水準の違いと言われればそれまでのような気もしますが…とにもかくにも真実本質を徹底的に把握し、それを作品として表現されるお力に、心より感服致しました!
    今後、このような現実把握を踏まえた上で、さらに希望をも描かれたような作品に、出会う事が出来れば、映画ファンとして幸甚の至りかと存じます…もちろん、今作品に希望を見出だす事も十分過ぎる程「あり」なのは大前提の上で…

      • アンシュル・チョウハン(監督)
      • 2020年 1月 27日

      ご質問ありがとうございます。また、お返事が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
      先日は、東京不穏詩の上映初日にご来場くださり、本当にありがとうございます。映画を気に入っていただけたようで、大変光栄に思っております。

      ご質問についてお答えしたいと思いますが、その前に、リアルに描くというのは様々な意味に通じるという部分に触れたいと思います。
      投稿者様がリアルだと感じだ背景には、映画での演技やカメラワーク、色彩や雰囲気など映画製作の美学が全て相まった結果として、描写される日本がとてもリアルに感じていただいたのだと感じています。例えば、これが同じ内容であっても、映画内で面白おかしく描かれていれば、リアルとは感じられなかったかもしれません。

      また正直なお話をすると、自分が日本社会を理解しているかについては、あまり深く考えていませんでした。自分がとても繊細な事柄について触れているということは重々承知していましたが、私はむしろ、それを自分の正直な気持ちに従って扱うべきだと思っていました。暴力は、世界の至るところで起きている問題です。私でさえ、周りの友人から聞いたり実際に見たり、時には自分自身で経験したことさえあります。『東京不穏詩』は日本という場所が舞台ではあるからこそ、日本映画であり、日本には暴力があると言うことを観客に印象付けていますが、私はこの部分を日本に固執したものではなく、世界全体に共通することとして伝えたかったのです。そして、このテーマがとても繊細なトピックという事もあり、正直に映画という形で伝えたかったのです。

      また、正直さは常にリアルさと信憑性を生み出しますが、私が日本をより深く理解したというのも理由の1つではあります。2011年に日本に来てから、沢山の優しい日本の方々や、日本のいい面を見てこれたことは素晴らしい経験となりました。ですが、日本を知れば知るほど、私は徐々に日本の社会や人に潜んでいる違う面も垣間見るようになりました。全員がそれぞれ、何かを心の奥底に抱えていて、それがある時爆発し、暴力などを生むのだと感じました。

      上記の様な内容は、話し始めると長くなってしまうため、上映後のトークイベントではなかなか話せない内容ですが、『東京不穏詩』は、私にって、若い世代の混乱や誤った選択についてを語っています。私達は、いつも正しいと思って選択したことが、その後意図していない結果になったり、いつも答えが見出せずにいるのです。そう言ったことを、折角なのでここでは言及できればと思いました。

      この映画では、観客に自分の力で考え気付いて欲しいという理由から、私はこの映画から答えとなり得るものを、全て取り除いています。私にとってこの映画はラブストーリーであり、愛情や嫉妬、復讐や裏切りなど、愛の素晴らしさと同時に酷悪さも映し出しています。

      またこの映画は、暴力の渦中にいる女性に焦点を当てて作られたものではありません。主人公は男性もあり得たのです。主人公であるジュンはバーで働いていますが、彼女が取捨選択してきたものは全て、彼女による決断なのです。私はこの映画で、それぞれの登場人物に良い面と悪い面の2つを持たせています。タカもその1人で、始めは悪いことをする側だったものの、最終的には自分が被害者となるのです。ユウキは映画中ほぼ和やかな人柄として登場するものの、最後には最もやってはいけない行動を起こします。この映画は全てにおいて、愛情やその愛こそが人を狂わせるということを伝えているのです。

      最後に、映画では私達が現実には出来ないような、様々な行動を登場人物にさせていますが、これは私達が理性で制御されて実際に行動は起こさないものの、心の妄想のどこかでは、行動を起こしているのです。フィクション映画だからこそ、何でも起こり得るのです。ただ、ここで言及しておきたいのは、フィクションとは嘘でありながらも、私達が心の奥底を伝えようとする真実でもあるということです。

   

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